じゅんと夫と不倫相手 修羅場の日 じゅんの結婚生活5

こんにちは。
じゅんです。
前回、第4回目の家族会議が開かれたところで話は終了していますが、この時、
私は両家両親の「この問題は解決した!」というスッキリ感とは真逆の「全然腑に落ちてないんですけど!!」
というモヤモヤした気持ちでいっぱいでした。
今回はこのモヤモヤ感たっぷりの私の心情からスタートしたいと思います。
腑に落ちない理由
私のモヤモヤした気持ちはなぜか?腑に落ちないのはなぜか?
理由、それは旦那と浮気相手のメールの内容。
両家両親がそろっているときに、義母が夫にに浮気相手の女性に付き合いをやめるようにメールをさせたそのメールの内容でした。
夫は自分の両親、私の両親の前でメール内容を自分で読み上げながら浮気相手の女性にメールを送っていました。
何度か浮気相手の女性とメールのやり取りが続き、画面を覗くと夫は必ずメールの最後に「このメールは俺が送ったメールです」と書いて送っていました。
しかし、夫の母親がむりやり書かせて送った文面には「このメールは俺が送ったメールです」という文言は入れずに送信。
そうすると相手の女性から
「あんた○○(夫の名前)じゃないね!」「○○だったら私との約束を言ってみて」と疑った内容のメールが送られてくるんです。
おかしいと思いませんか?
きっと夫がメールを送った時は「このメールは俺が送ったメールです」と最後に書いて送るからと二人で作戦を練っていたんでしょうね。
今思えばこんな単純な二人のやり取りは「おかしい」と気付くことができますが、
誰?
どんな人?
どこに住んでるの?
どうやって知り合ったの?
いつからこういう関係になったの?
と頭の中がいっぱいになっていたので冷静に物事を判断することができなかったのだと思います。
予感的中「夫の不倫は続いていた」新しい下着と上機嫌な夫
両家両親を読んで相手女性と付き合いをやめるように説得したのが6月29日の夜。
話し合いが終わったのが日付が変わって30日の2時。
その4時間後の6時。
この日は金曜日。
夫はこの日、仕事が終わってから職場の同僚と飲み会の予定でだいぶ前から、飲み会の後はビジネスホテルに泊まることになっていました。
数時間前に両方の両親まで巻き込んであんな事があったのに、夫は上機嫌で私にも声を弾ませて話しかけてきました。
自分では気づいていなかったのかも知れませんが、心の声をたくさん漏らしていました。
「新しい下着を持っていこう。ボディークリームはこっちのにおいが良い匂い。バッグはこっちの方がかっこいいからコレ」
「明日チェックアウトが10時でもすぐには帰ってこれないから!」
もうバレてます・・・。
その日の夕方、夫から教えてもらった宿泊するホテルへ足を運んだのは言うまでもありません。
オレでもわかるっ!!わかりやすいからな、オレの飼い主・・・。こっちゃん
不倫相手の女性と外泊するために付いた夫のウソとホント
この様子から「絶対に今日は職場の飲み会じゃない!!」と確信した私は、両親に説明をし、
息子を母に預け夫が飲み会をすると言っていたお店と宿泊するホテルに行くことにしました。
17時、居酒屋に向かう車の中で私は、この間観た不倫ドラマを思い出しました。
不倫をしている女性が友達の女性に「不倫する時の旦那へのアリバイは半分本当、半分は嘘の予定を話すといいのよ」って言ってたっけ・・・。
夫は私にどれだけの事実とどれだけの嘘を付いているのだろう?
居酒屋に着いて入り口のドアを開けたらすぐ目の前にスタッフが立っていたので「今日18時に予約をしていた○○(苗字)です」と伝えました。
スタッフの方は予約名簿に目を通しながら「申し訳ございません。本日は予約はされていないようですが?」と言ったので、
飲み会に参加をする同僚の全員の名前を伝えましたがそれでも予約はされていないとの事でした。
私は「すみません、私の勘違いでした」と言い次に夫が宿泊するホテルへ車を走らせました。
ホテルへ18時過ぎに到着
ホテルの地下駐車場に車を止め、受付へ。
ホテルのスタッフの方に夫の名前を言うと「18時にチェックインしております」と。
なーんだ、職場の飲み会ってホントだったんだと思いつつ、一緒に今晩宿泊する同僚の名前も念のため確認すると、
「そのような名前の方は予約されておりません。○○さまはお一人でチェックインされました。」
その瞬間、私の全身の血がサーッと引いて行くのがわかりました。
私はホテルのスタッフの方に「ありがとうございます」とだけ伝えて自分の車に戻りました。
車に戻ってすぐに夫の職場の同僚の方に電話をして飲み会の確認をすると「今日は午後は早退しています。飲み会なんてありませんよ?」と言われてしまいました。
やっぱりしてんじゃん!!確定じゃん!!あのドラマの中と同じじゃん。半分ウソで半分ホント。
いや、半分以上がウソでした。
絶対に今日は浮気相手の女性とホテルに泊まるんだろうなと確信していましたが、心のどこかで「違っていてほしい」と少しだけ、
ほんの少しだけ夫を信じたい自分がいました。
夫の笑顔忘れません
ホテルの地下駐車場で動揺している私の目の前に夫の車が入ってきたので更に動揺。
でも、ここまできたからには証拠を掴まないといけないと気持ちを切り替え、震える手でカメラと携帯を持ち、車から出るタイミングを待ちました。
夫は車を止めると私の車には気づかず携帯をいじりながら車から降りてきました。
すると一台の車が入ってきて夫は笑顔でその車に向かって手を振り、夫の車の隣に誘導し浮気相手に話掛けたので、車が一度止まったのを確認して私は二人の元へ駆け寄りました。
「何やってんの??飲み会じゃなかったの??この人だれ??」
浮気相手の車の前に立ち、出口から逃げられないようにして夫に問い詰めました。
夫が次の瞬間にした行動・・・。
夫は私の背後に回り、私を羽交い絞めにして「早く逃げろ!!」と相手の女性を逃がそうとしました。
私は必至で夫の手を振り払いました。
バックしてUターンする相手の女性を追うと後ろばかり気にしていた相手の女性が前も見ずに車を前進してきて見事に衝突・・・。
相手女性はそのまま車を走らせ逃げ去りました。
お前、ひかれたなこっちゃん
あの時は興奮状態で痛みは感じなかったけど次の日に腕があざだらけだったよじゅん
夫の浮気相手が車で逃げた後すぐに、私は父に連絡をしてホテルの地下駐車場に来てもらうことにしました。
20時半には私の父、兄弟、夫の両親、不倫相手にも戻ってくるように夫から連絡をさせ、全員で話し合いをすることになりました。
私の父と兄弟は夫に怒りをぶつけましたが、義母は不倫相手の女性に向かって「この悪魔め!!」と何度も叫び傘で叩こうとしていました。
(暴行罪になるので叩く寸前でとめましたが。)
こんな時、不倫をした息子を母親は叱らずに相手女性を責めるんですね・・・。
夫の不倫相手の女性と1対1
私と不倫相手の女性と二人だけで話をしました。
名前、住所、年齢がわかるように免許証を見せてもらいました。
それと夫と別れて欲しいとも言いました。
相手女性は「私は○○(夫の名前)が好きなので別れません」の一点張り。
他にも質問しました。
夫の不倫相手女性と話して分かったこと
・夫が既婚者で生まれたばかりの子供がいることを知りながら付き合っていたこと
・相手女性も既婚者で子供が三人いること
・夫と同じ職場の臨時で来ていたパートさんだったこと
質問の最後に、自分の旦那さんと子供たちのもとへ戻って欲しいと言いましたが、
彼女は「旦那とは別れる。子供たちは捨てます。○○(夫の名前)のことは諦めません」と何度も言うだけでした。
不倫相手の女性のご主人
女性と話をしても話にならないのでご主人に来てもらうために不倫相手の女性に連絡を取ってもらいました。
(会話は全員が聞こえるようにスピーカーで)
夫との関係と今の状況を説明して今から来てほしいとご主人に話す不倫相手の女性。
その後に夫が
「は、はじめまして、わ、わたくし、○○ ○○(フルネーム)です。あ、あ、あ、あの・・・」
と言葉を詰まらせてると、不倫相手の女性のご主人は、
「あなた達が付き合おうとこちらはもう関係ありません。この電話が最後でもうあなた(不倫相手の女性)とは関わりたくないので家には入れません。
子供たちは自分が引き取ります」
と言ってあっさり携帯を切ってしまいました。
夫と不倫相手のご主人に電話を切られただ呆然と立ち尽くす不倫相手の女性。
7月1日は夫の不倫相手の誕生日
全員が揃ってから6時間が過ぎ、気が付けば日付けが変わって7月1日の午前2時半になっていました。
不倫相手の女性の免許証に記されていた彼女の生年月日。7月1日。
今日は彼女の誕生日。二人でお祝いをするためにホテルを予約したらしいです。
不倫相手の女性いわく、
「ただただ○○(夫の名前)とくっついていたかった」と言ってました。
再び家族で話し合い 別居開始と別居するにあたってのルール
夫の不倫発覚から2日後。
7月2日。
再び親族で集まり話し合いをしました。
夫は謝りの言葉を言うどころか、口を開くなり、
「彼女はあれから家には入れてもらえず子供たちとの別れの言葉を言えないままです。そんな彼女がかわいそうです。」
と声を上げてワンワン声をあげて泣き始めました。
「離婚したい」夫と「息子のためにも戻ってきてほしい」私の意見は平行線のまま。
少し冷静期間を置いてまた話し合いをする事になりました。
別居期間のルール
・別居期間中は当人同士の連絡は取り合わない。電話もメールもしない。(夫婦間の悪化を避けるため)
・連絡を取り合い時には親を通してすること。
・自宅には私と息子、夫は実家で暮らすこと。
が決まりました。
夫が不倫をしているという事実から修羅場 じゅんの結婚生活5 まとめ
「じゅんと夫と不倫相手 修羅場の日 じゅんの結婚生活5」いかがでしたか?
私の夫は、とても分かりやすいタイプなので私一人でも不倫現場を押さえることができました。
証拠は一人ではパニックで取れませんでした。(私の親族が駆けつけてくれたのでようやく冷静さを取り戻して写真に収めることができました)
ホテルの地下駐車場へたどり着くまでの道すがら、とても緊張したし時間の経過とともに一つまた一つと夫の偽りが積み重なって行き、
とても気持ちが追いつきませんでした。
運転している最中、夫の不倫相手の女性へ向ける笑顔、不倫発覚直後、実際に不倫相手の女性を見た瞬間。
手の震えや指先の冷たさ、口から飛び出すんじゃないかってくらい心臓と速くなる鼓動。
覚悟はしていたけれど、夫に裏切られたというショックはとても大きかったです。
それでも「証拠を取らなくちゃ!」というちょっと冷静な自分もいました。
今思えばなのですが、無意識のところで私は離婚の準備をしていたのかも知れません。
ただ、あの修羅場で、
「あぁ、探偵事務所にたのめば良かった・・・」という気持ちもありました。
目の前にたたきつけられた現実を目の当たりにしてパニック状態で自分ができた行動は携帯のカメラで撮るのがやっとで、しかも怒りと悲しさとショックとでパニック状態、
写真はブレブレ。
ブレブレの写真はこの記事で見ることができるぞっ
私の場合、不倫相手の女性が一度は逃げたものの数時間後に戻ってきたのでそこできちんとした証拠写真を押さえることができたから良かったもののそのまま逃げられていたら、
きちんとした証拠になるのかわからない写真しか撮る事ができなかったと思います。
夫は息子の1歳の誕生日をお金がないからしなくてもいいと言いました。
でも不倫相手の女性の誕生日は私と息子に嘘を付いてでもしたかったのです。
そして夫の不倫相手の女性が私に言った「子供たちは捨てます」という言葉。
私だったら絶対にこんな言葉言えない。
この二人はお似合いなのかもしれない。
二年という時が経ってそう思えます。
次回は、別居生活一年目の話をしたいと思います。